お客様の声 過去3年間横ばいだった売上高が 約20%向上!
株式会社 池田商店様
- 業種総合食品卸業
- 設立1964年
- 本社所在地香川県
- 従業員数100名
- レイテクソリューションズの支援内容
-
・営業担当の事務作業および移動の手間を削減することで、1日あたりの商談件数を1~2件増加
・紙の注文書をデータ化し、システムに自動入力できるようにしたことで、受注処理にかかる人数が24名から12名に減少

01 アナログ作業から脱却できないことへの課題感

(池田社長)
当社のような卸売会社は、
顧客のやり方にあわせて仕事をせねばならないことが多く、業務が煩雑になりがちです。
加えて、業務の多くがアナログで行われていました。
「ITの活用によって、こうした状態を改善したい」 という思いはあったものの、
一般的なパッケージソフトが、当社の業務にそのまま活用できるわけではありません。
そんななかで御社から、
「具体的にどのように業務を変えられるか、まずは一緒に検証しませんか」と提案をいただきました。
「効果がないと思えば、費用は返金します」 と言ってもらえたこともあり、
「それならばリスクもないし、数多くの会社の事例を知っているレイテクさんに業務を見てもらうことに損はないだろう」と、
正直に言えば、当初は軽い気持ちで検証をお願いしました。
02 業務改善余地の検証前後での印象の変化

ところが、実際に御社担当の宮崎さんにお会いして、
私の頭の中にあった 「理想的な業務の流れ」 を口頭でいくつか伝えてみたところ、
すぐに 「面白いですね!それ、実現しましょう!」 と、
ポイントを咀嚼したうえで、
次々と具体的な仕組みを提案してくれました。
その時のやりとりをみて、
「このレベルの業務理解の早さと、ITのスキルを兼ね備えた人材を社内で確保するのは不可能だな」と、
こう確信したことが、依頼の背景です。
03 過去3年間横ばいだった売上高が 約20%向上!

(池田社長)
当社では、1000社近い取引先を抱え、そこに営業担当が日々訪問して商談をしているのですが、
まず初めに、営業担当がオフィスに戻って行う事務仕事を極力減らすことに注力しました。
例えば、営業担当は従来、客先訪問を終えて帰社した後、
手元の商談メモを見ながら日報を作成していました。
これを、客先に訪問した直後に、スマートフォンで商談内容のみ投稿すれば、
どの顧客との商談内容かが、位置情報をもとに自動で紐づく仕組みに変えたことで、
帰社後に行う日報作成そのものが不要になりました。
加えて、従来は取引先からニーズをもらったら、
一度会社へ戻って提案できる商品を確認する必要がありましたが、
現在は商談中にその場でスマホから提案できる商品を確認できるようになっています。
その他にも、営業担当の活動を効率化できる仕組みを整えたことで、
1日の訪問件数を、営業担当1人につき1〜2件増やすことができました。
(鈴木室長)
現在はこの仕組みを使って、
訪問件数だけでなく、取引単価を増やすことにも注力しています。
例えば、ある営業担当が取引先から「今月はバレンタインデーなのでチョコレートのデザートがほしい」
というニーズを聞いたなら、その情報をもとに他の営業担当が、
類似する自身の取引先に、バレンタインに則したデザートをこちらから提案してもいいわけです。
営業担当がスマホで投稿した商談内容が、互いに共有されればされるほど、
単なる”御用聞き”でなく、こうした提案営業がやりやすくなりますよね。
こうした動きを促進するために、
営業担当が商談内容の投稿時に、有益な情報をしっかりと共有してくれるよう、
情報入力量を営業担当別にランキング表示するなど、工夫を重ねています。
(池田社長)
御社担当の宮崎さんには、我々の意図を本当にうまく汲んでもらい、
当初は実現不可能だと考えていた、
「理想的な営業活動をするための仕組み」を整備してもらいました。
当社の売上高は過去3年間にわたり横ばいだったのですが、
御社の支援を受け始めてから、約20%向上しています。
その背景に、こうした一連の変化があったことは間違いありません。
04 24名で行なっていた受注処理を12名で行えるように!

(鈴木室長)
営業部門のみならず、バックオフィスにおいても、様々な効率化がすすみました。
当社には、未だ多くの取引先からFAXで注文が届くため、
受注処理などの事務作業に多くの工数がかかっていました。
もともと、FAXの注文をデータ化するためのアウトソースまでは検討していたのですが、
アウトソース先から戻ってきた受注データをシステムに入力する工程も、御社の支援で自動化の目処が立ちました。
FAXでくる注文書がデータ化され、そのデータがシステムへ自動入力される、という形です。
これによって、従来24名で行っていた受注処理が、12名で行えるようになる見込みです。
そのほかにも、入札案件の管理や採用状況の管理をアプリで効率化したり、
販売実績のデータを自動分析したりなど、細かい内容も含めると、
累計で30以上の業務プロセスが改善されたのではないでしょうか。
05 レイテクソリューションズは”社外DX室長”

(池田社長)
弊社には情報システム担当が1名と、経営企画担当が1名います。
その2名に御社担当の宮崎さんを加えた3名が、いまや1つのチームとして機能しています。
私(社長)や経営企画が会社の問題点を見つけたら、
宮崎さんが「じゃあ、こんな仕組みでどうですか?」とすぐに的を射たフォーマットをつくってくれる。
当社のシステム担当ともよくコミュニケーションをとりながら、スピード感をもって運用まで落とし込んでくれる。
こんなことが繰り返されていると、
最終的に「もう、全部お願いしますわ」となりますよね(笑)
システム担当としても、苦手なところを宮崎さんが補完してくれるので、非常に助かっているようです。
レイテクさんは当社にとっての“社外DX室長”みたいなもので、なくてはならない存在ですよ。