お客様の声 見積もり作成にかかる工数を80％削減。防水・塗装工事業が手掛けるDX！

まず建設業には、1年間の中で、とても忙しい時期とそうでない時期があります。

当社の場合、閑散期の業務量を基準に社員を採用しているので、

特に11月・12月といった繁忙期には、社員は業務量が膨大になってしまう。

残業代も月に10万円は優に超えてしまうような状況でした。

なので、一年を通してこの仕事量を平準化をしたいという想いを、

以前から持っていました。

また、この業界には、正直仕事にならないような見積依頼も数多く存在します。

しかし、会社の規模を成長させようと思うと、そのような見積も出さないことには、

新しい顧客を獲得するきっかけも掴めないのです。

こうして見積を受ける数を増えせば増やすほど、それに伴い社員の残業時間も増えていく。

このような作業を誰かがやってくれればいいなと、純粋にそう思っていました。

このような課題を抱えていた時に、

御社からご提案をいただきました。同じような課題を解決した実績を

お持ちだということで、「これは期待できるな！」と思ったのがきっかけです。

例えば、当社ではもともと、営業時の見積業務をエクセルを使って行ったのですが、

作業部分を自動化することによって、これにかかる時間を80％削減しました。

当社は塗装工事なので、塗装面積を出し、材料費を計算し、工法を選択し…というように、

複数の工程を経て見積もりを算出しています。

どうしてもお客様ごとに、受注生産に近いような形で見積りを作らなければいけないので、

膨大な時間がかかっていたのです。

そこで、これら一連の作業のうち、面積の算出と材料費の計算までの、

いわゆる「考える部分以外の作業」を自動化しました。

それによって、今まで例えば5日かけて作っていた見積もりが1日で出来るようになり、

大きな時間削減につながりました。それに加えて、「時間の余裕があるから、別の工法でも見積を作ってみよう」などと、見積の精度自体を高める効果もありました。

この他にも、様々な効率化に取り組んでいます。

例えば、紙で作成していた倉庫の在庫管理表を、

ノーコードツールで開発したアプリに置き換えて効率化するなど、ペーパーレス化もすすめています。

また、原価管理システムへの入力作業も、これまでは2時間3時間かかっていたのですが

今ではボタン一つを押しておけば、夜中のうちにRPA（事務作業自動化ロボット）が自動でやってくれるようになりました。

これには社員も非常に喜んでいます。

今は、インターネットだとかYouTubeとか色んなものがあり、

業務の効率化について独自に情報収集をすることはできたと思います。

ただ、情報がありすぎてその取捨選択もできなかったと思いますし、

1年かかって出来る前に、おそらくやめようかとなっていたと思います。

（レイテク担当の）お二人ともとても人当たりが良く、

そして私の記憶では、我々が相談したことに関して、

「できません」と言われたことはほぼないと思うのです。

「こうすれば出来ますよ」「これはこうやっていきましょう」と。

出来る方法を考えて提案していただき、それによって我々にも

「ああ、やれるかもしれない！」という想いがふつふつと湧いてきたという感じですよね。

その繰り返しのおかげで、今があります。

ここまで御社と取り組んできた内容が元に戻るとしたら・・・

多分、、いや正直、もう無理ですよね（笑）

➣ 営業部の見積単価を記入・計算する業務

➣ 見積書（エクセルデータ）を基に、材料項目に対するSDSをメーカーHPから自動収集

➣ 安全書類の作成、グリーンサイトへの情報入力

➣ 工事名、発注者、住所、工期などの項目を含む協力会社への注文書の自動作成

➣ 材料費、労務費の積算業務

➣ 請求内容を基に資材費用をドット原価に入力